不完全な人ブログ

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ピンクリボンキャンペーンのお話

雨ですな。今日の話は長いので、途中で省略されていたら「続きを読む」をクリックしてください。
えーと、10月から日記の背景をピンクなんぞにしまして、ピンクリボンキャンペーン仕様となっております。10月8日の日記にてちらりと触れていますが、後でちゃんとした文章を書くと言っておきながらいまだに何も書いておりませんでした。
ピンクリボンキャンペーンとは】
ピンクリボンキャンペーンとは何ぞや、ということには下の説明を読んで頂くとしましょう。


ピンクリボンをご存じですか? 乳がんの早期発見、早期診断、早期治療の重要性を訴えるために、全世界共通で使われているシンボルマークです。このピンクリボンを掲げた「ピンクリボンキャンペーン」は、8人に1人は乳がんにかかるといわれてきたアメリカで始まり、各地に広まりました。

私がこの運動を知ったのは去年か一昨年のこと。毎年10月に行われているらしく、去年は六本木ヒルズや東京タワーがピンクにライトアップされたというニュースをみました。今年は東京タワーだけだったのかな。Yahoo!JAPANでも去年から大々的にキャンペーンを行っているらしく、多くの人が知ることになったと思います。

今年、何気なくYahooのピンクリボンキャンペーンのサイトを見ていて驚きました。近年、日本では乳がん患者や、乳がんで亡くなる方が増えているとのこと。私は幼い頃にこの病気で母を亡くしています。しかし10年以上も前の話なので、勝手に「過去の病気」なのかなと思っていました。医療技術も進歩しているのだから、今ならば助かる方も多いだろうと。でも、現実はそうではありませんでした。今もなお、女性としてこれからという時期にこの病に倒れる人が多くいるという事実。子供を、夫を、恋人を、家族を、親を、友人を、大切な人たちを遺して逝くのはどんなに辛いことでしょう。そして遺された者の痛みはどれほど大きいでしょう。そんな辛い思いをする人々が少しでも減って欲しい。そう、切に願います。
【過去の話】
家族が乳がん患者だった人は、乳がん発生率が高いのだそうです。私はこの事実を10に満たない年齢の頃から知っていました。
高校生の頃、胸にしこりが出来たことがありました。成長期で乳がんになることはまず無い、と言われていましたので大丈夫だとは思っていましたが、母のこともありますし、少しだけ怖かったのを覚えています。祖母にも相当心配されました。結局、良性の腫瘍でちょっとした手術で済んだのですが、その時女医さんに言われたことがあります。
「がんになりやすい体質であることには変わらないのだから年に1回くらい検診を受けてね。」
その言葉を受けて数年はまじめに検診に行っていました。しかし最近は全く行っていません。気付いて見れば私も25歳。高校生や大学生の頃は、まずありえないでしょ、なんて言っていたのが今じゃ普通に乳がんになっていてもおかしくない年齢。それなのに、検診さぼっているのですからね。
わざわざ背景をピンクにして、こんなだらだらと長文を書いたのはもちろん、このキャンペーンを多くの人に知ってもらいたいのもありますが、自分への戒めも含まれているのです。
だから私も含めて女性の方々(ちなみに男性でも乳がんになる方はいるのですよ)は定期的に検診行こうね、ってこと。