不完全な人ブログ

フライフィッシングについてだったり日々のつれづれについてだったり

罵倒する言葉

関西人は比較的「アホ」という言葉をよく使います。日常的に使うが故に「アホ」が本来の罵倒とは違う、複雑な意味を持つこともあります。
例:オモシロイことを言った友人に対して
「お前、ほんまにアホやな〜(笑)」= ほんまにオモロイな〜
関東人は比較的「バカ」という言葉をよく使います。日常的に使うが故に「バカ」が本来の罵倒とは違う、複雑な意味を持つこともあります。
例:女の子が彼氏に向かって顔を赤らめながら
「…バカ」= …。*1
関東にやって来た関西人は、しばしばこう言います。
「バカて言われると冷たい感じすんねん。ちょっと傷つくわ〜」
関西にやってきた関東人は、しばしばこう言います。
「アホって言われるとちょっと怖い。なんか傷つきそう」
彼らはお互いこう言います。
「そんなつもりで言っている訳じゃないのに…」
間で見ていた中部人。
「もうどっちも『たわけ』使ったらいいやん?」
えー!!

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でも、ちょっと楽しくないですか?「たわけ〜」とか「た〜け」とか「たぁ〜けぇ〜」とか言われるんですよ。非中部人なら罵倒されたことにすら気付きませんって。
殺伐とした口ゲンカ。
「ふざけるな!」「貴様!」とかの合間に「た〜け!!」って入っていたら相手ポカーンってしますよ、きっと。下手したら笑いが起きます。
それで喧嘩終了。少しだけ、平和じゃありませんか?

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ちなみに、上記の文章を帰りの電車の中で思いついて、ぽちぽちと携帯に打ち込んだ私はきっと結構な(バカ/アホ/たわけ)ですね。(お好きなのをお使い下さい)
ちなみに500文字を超えています。

*1:脳みそが沸いてるっぽい例ですが、書いている人が関東人に疎いせいです。昔読んだ少女マンガのイメージくらいしかありません。わぁ、貧弱な想像力!