不完全な人ブログ

フライフィッシングについてだったり日々のつれづれについてだったり

大阪

 GLAY EXPO 2004を見に大阪まで行ってまいりましたよ!楽しかった!
 妹がチケットを取ったのですが、一緒に行く相手がいけなくなったということで急遽東京からの遠征でした。
 台風のせいで、午前中は突然土砂降りになったり曇ったりのよく分からない天気。風も強い。これはもしかしたらもしかするかも・・・、と最悪の事態を予想していました。しかし、実際はライブ開始前に少しぱらついただけ。むしろ、暑すぎず、強い風が涼しく心地よく、野外ライブ日和!でした。本当に風が気持ちよかったのです。
 わりと古い曲も多く演奏されました。「彼女の“Modern …"」や「生きてく強さ」「月に祈る」などなど。何より大好きな「春を愛する人」や「千ノナイフガ胸ヲ刺ス」が生で聴けて本当に本当に良かったです。
 10万人、という人数も体感できました。ステージまでは素晴らしく離れていたため、音は遅れていましたし、ウェーブが自分のところまで到達するのにもすごい時間かかりましたし。
大阪は大都市なのでもともと人ごみは多いのですが、それにもかかわらず、至るところにGLAYファンがいたのです。それも一般の人々に負けないくらい。つまりは"EXPOを見に行ったGLAYファン"の人達の絶対数の多さを物語っていました。10万人って本当にすごいのです。
 セットはローラーコースターをモチーフにしたもので、真ん中に大きな円形のスクリーンがありました。メンバーの実物は豆粒どころか米粒にも満たない大きさにしか見えなかったので、ほとんどそのスクリーンを見ながら騒いでいたわけですが、それでも十分盛り上がれました。演出で花火が打ちあがった後、煙でローラーコースター部分が霞み、スクリーンだけがくっきりと浮かび上がった瞬間があったのが印象的でした。熱狂する10万の人々、その熱狂を受け止めるように浮かぶ丸いスクリーン。ふと、鏡を御神体にしている神社の祭壇を思い出したのです。この場の興奮は、ある種宗教的で。そういえば、音楽と宗教との結びつきは浅くはなかったはずです。一瞬ライブのことを忘れ、原始的宗教が生まれる瞬間、というものに想いを馳せてしまいました。果たしてこのセットを作った人はここまで意図していたのかどうかはわかりませんが。
 アンコールは、私達のブロックの目の前のステージでした。もう、豆粒でも米粒でもない、ちゃんとした人として見ることができたのです。今まで遠かった分、私を含め近くにいた人たちは大騒ぎ。メンバーの表情だって衣装だって見えましたし、スピーカー越しじゃない生音だって聴こえましたよ!曲目は「南東風」(東風は『こち』、じゃなくて『ごち』、と濁るのね・・・)で、これもかなりお気に入りの曲。なんか変な踊りがついていたのですけれども、その踊りにちっともついていけなかったのですけれども、すっごい楽しかったのです。TERUが一部歌詞を忘れてしまったのですけれども、その悔しがり方がすっごい可愛かったので無問題。
帰りの電車はかなり混んでいたのですが、あんなに人が集まったのが信じられないくらいスムーズに帰れました。いつもの埼京線の方が酷いくらいです。ライブのスタッフや、地元警察、JRの職員さんたちもきっと頑張ってくれていたのでしょうね。
行ってよかった!
参考:
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200407/gt2004080101.html
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2004/08/01/01.html