想像の翼
ここの所続いた病弱日記にも飽きてきました。連休中の話でもしましょう。
連休、同窓会に参加するため岐阜の実家に帰省していました。
移動中は大抵本を読んでいることが多いのですが、妹から大量に送りつけられた「京極夏彦」シリーズをうっかり家に忘れてきてしまいました。
そこで東京駅の本屋にてなにか本を買おうと思ったわけです。
こういったとき、私はさくっと読める推理小説やライトノベルや、好きな作家さんの未読の本などを買い求めることが多いのですが、たまには毛色の違うものを読もうと思いました。
普段は素通りするビジネス書などを読んでみようかしらと思い立ったわけです。(私はびっくりするほどビジネス書を読みません)
「SEのための会計知識」とか何とかいう本を数ページ立ち読み。・・・えーい、ヤメだ。ここにはロマンが無い。
結局、「Newton別冊 相対性理論と時空の科学―時間とは何か?空間とは何か?」購入。ロマンの塊。
車内「相対性理論と時空の科学」を数ページ読む→妄想にふける、の繰り返し。こういう本って、自分の想像力を引っ掻き回してくれるから好きだ。その間生まれては消えていく自分の妄想がなんとも惜しくなり、それぞれにタイトルをつけて携帯電話にメモしておいた。
- 理性と感情の確執
- ラベリングとしての科学と呪
- どこへ行こうか
- 矛盾から生まれる進化
- クリエイター、デストロイヤー
- 図書館としてのインターネット、コンピュータリテラシー。
- 文字で語る人、おしゃべりなヒキコモリ
- 最も効率のよい思考の出力デバイス、入力デバイス
- オリジナルな発想はないのか、永遠のたたき台
- 世界一列皆兄弟?!
- ものを書く技術
あ、世界一列皆兄弟だけは違うな。民家の壁に「世界一列皆兄弟」と書いてあったのであまりの謎さ加減に思わずメモってしまったのだった。
こうしてタイトルだけ並べて書いても他の人にはさっぱりだろう。でもいつか、こういうこまごまとした想像のかけらたちを、整理して文章化できたら良いなって思う。