季節の変わり目
からりとした夜。
最終電車が行ってしまった駅、踏み切りのすぐそば。暗くなってしまったホームの端に一人腰掛け、足をぶらぶらさせながら一服しているおじさんを見かけた。
伸びた線路を夜風が駆け抜ける。
最終電車は終了してしまったとは言え、回送電車などが通るかもしれない。貨物車両が通るかもしれない。本当ならばあまり褒められたことではないのだろうけど。
でも「僕にはそのおじさんの気持ちが少し判った」
とても良い夜だったから。
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正しいと判っていることをちゃんと実行できる人間になりたいなぁ。
例えば「電車でお年寄りに席を譲るべきだと思ってもなかなか実行に移せない」というように、正しいと判っていても、それを実行するのはなかなか勇気が要る。
そんな感じに「やるべきこと」を自覚しながら「実行できない」自分の不甲斐なさを痛感。
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オンとオフをきっちりと分ける人になりたい。感情の波を出来るだけ仕事関係には持ち込みたくないなあ、なんて。
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ごくたまに、私オトコに生まれてみたかったなぁ、と思う。
女である自分は好きなのだけど。変身願望かしらん。