不完全な人ブログ

フライフィッシングについてだったり日々のつれづれについてだったり

5月8日の釣り-いわき

うっかり貫徹のまま午前2時半出発。
車の後部座席で思い切り横になって寝てました。首都高の料金所をくぐって、一度寝返りをうって目を覚めたらそこはいわき。楽だわー。
先週まで行っていた川は田んぼの水が入ってしまい濁っていたのでパス。
山を越えて綺麗な渓相の川へ。今回初めて参加のしもてぃーは海釣り経験が豊富なためか初めてとは思えないほど綺麗なキャスティング。あぁ、これは釣れそう。ジンクス破り*1の予感たっぷり。
そんな初心者っぽくない初心者は置いといて、と先に進むと綺麗なプールで盛んにライズ。
おぉ、これは楽しそう。しかし水が澄み切っていて、流れがほとんどない。これは難しそう・・・。とりあえずはやってみないと、と慎重に投げるも、空を切るラインの影で魚が逃げる。うわ。こいつら強敵。(自分が下手なだけです)
どうにか一度アタリが合ったもののあわせられず。魚影が濃い川であることは確認できたので、さっさと釣り上ることにする。ぽつぽつとアタリはあるものの、ラインが空を切るだけで魚がガンガン走る。うーん。警戒心強いわー。
途中、大きな淵に大量にヤマメ&岩魚がいるのを発見。そのうちの一匹は尺くらいありそう。しかし全くフライに反応しない。対岸で試行錯誤するにーさんを、足場の悪い岩場にへばりつきながら観察。足下は大きな淵。そのうちにーさんも諦めたようなので、私も下に降りるか、と一歩踏み出すと、足が滑った。慌てて岩にしがみつく。小さな石がぽちゃんと音を立てて淵に沈んでいった。
「・・・そこは、深いよ?」
「・・・えぇ。存じております」
落ちなくてよかった。
その後、にーさんが瀬でなかなか良いサイズのヤマメちゃんゲット。

体調不良に陥った私だけ車に戻って休憩。やっぱり後部座席で横になる。途中昼食に戻ってきたにーさん&しもてぃーコンビを寝ぼけ眼で迎えつつ、そのまま再び横になる。
「まだ寝るのか・・・」遠くで声が聞こえた。
・・・。・・・・・・。
寒い。
目を覚ますと15時半をまわっている。体調は相変わらず良くないが、車内が冷えてきた。
体を動かしてあたためないと余計辛くなると感じたので、再び川に入る。
既に入渓したポイントだが、もう何時間も経っているし大丈夫だろう。
朝ライズがあった静かな静かなプールはやっぱり夕方もライズがたくさん。
リベンジとばかりにそっと投げるもやはり反応がない。(反応がない、というよりフライを見て全力で逃げられてしまう)
ふーんだ!魚はここだけじゃないの知ってるもんねー!とさっさと見切りをつけてライズの続くプールを後にする。
鏡面のように静かなプールだから、すぐフライを見切られてしまう。それでは、とプールの少し上流の流れ込みへフライを投げる。パシャっという水音。確かな手ごたえ。や、やったー!すこしやりとりをしたあと引き寄せてみるとなかなかのグッドサイズヤマメちゃん。
とりあえず一人で小躍りしておく。証拠にと携帯カメラを取り出すもブレてしまった・・・。その次の瀬でも釣りかけたが、前のやりとりでティペットが弱っていたらしく、糸が切れてしまった。もったいない。ちぇー。
ぶつぶつ言いながらリーダーとティペットを結び直していると、にーさんたちが戻ってきた。どうやらスーパールーキーしもてぃーも釣果アリらしい。さすが!ジンクス破りおめでとう!
そんなこんなで納竿&帰宅。よかよか♪

*1:仲間内では、初めての釣行では釣れず、2回目で釣れるというジンクスが出来つつある